自転車のヘルメットの選び方で一番大切なことは安全性であることは言うまでもありませんが、価格と外見も外せない要素です。
どんなに安全でも高価なヘルメットは手が届かないことがありますし、ダサいヘルメットは被りたくないですね。
今回は価格と外見というポイントからヘルメットの選び方をみていきましょう。
価格と安全性は関係ない
自転車のヘルメットの安全性を考えた場合、価格は選び方にどのような影響があるのでしょう。
結論から言うと、一定価格以上のヘルメットであれば、価格と安全性はそこまで関係はありません。
自転車のヘルメットは、メインの素材として使われるのが、ABS樹脂や硬質発泡スチロールです。
学校で指定されているドカヘルと呼ばれるヘルメットはABS樹脂が、ロードバイクなどの穴の空いたヘルメットは硬質発泡スチロールがメインの素材として使われています。
価格が変わってもヘルメットに使われる素材はそこまで変わりません。
激安品の場合は強度不足の素材が使われている可能性もありますが、一定価格以上のヘルメットであれば、そこまで安全性に影響はありません。
価格が一番影響を与えるのはベンチレーション
自転車のヘルメットの価格が影響するのはベンチレーションです。
ベンチレーションとはヘルメットの中を流れる風のことです。
自転車に乗っていると、全身が発熱します。
特に頭部はヘルメットに覆われていると熱が溜まりやすくなります。
頭部に風を取り入れて冷やさなければなりません。
ヘルメットの選び方としてはこのベンチレーションを考慮する必要があります。
高価なロードバイクのヘルメットはベンチレーションが計算されており、頭部を効率的に冷やしながら、空気抵抗を抑えることもできます。
外見も重要なポイント
以前は自転車のヘルメットというと、ドカヘルのようなヘルメットか、ロードバイクのようないかついヘルメットしかありませんでした。
外見で選び方が変わるということはなく、用途で選び方が決まっていました。
しかし、最近では、カジュアルなヘルメットも多く発売されています。
乗馬で使われるような、帽子のようなデザインのヘルメットもあるので、自分のライフスタイルにあったヘルメットを選べます。
キノコにも気をつける
ヘルメットの選び方で外見のもう1つのポイントとなるのがキノコに気をつけるということです。
自転車のヘルメットは発泡スチロールを使っている場合はかなり分厚いヘルメットになります。
そのため、ヘルメットを被るとキノコの様な見た目になってしまうことがあります。
特に海外製のヘルメットは日本人の頭には合わないことがあります。
ヘルメットを選ぶときは、鏡の前で試着してキノコになってないかチェックしましょう。