自転車の6段変速がズバッと決まるようになる調整のコツ

自転車の変速機は変速段数が増えるほど変速不調は多くなります。

シティサイクルは3段変速程度が一般的ですが、広く市販されているものでちょっと多い変速数としては6段変速がよくみかけます。

今回は、その6段変速の調整についてみていきましょう。

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調整の前にチェーンと変速機に注油

6段変速の調整をする前に、まずは清掃と注油を行いましょう。

ホームセンターなどで売られているブレーキクリーナーで古い油や砂などをきれいに落として、注油し直します。

意外とこれだけでも変速機にの不調は解決できることがあります。

調整の前に変速機の仕組みをチェック

自転車の変速機は、ハンドルのところにあるレバーやダイヤルなどでワイヤーを張ったり緩めたりすることで変速します。

ワイヤーを張ったり緩めたりすると、後輪の軸付近に取り付けられている変速機が内側や外側に動いて変速します。

変速機が不調の場合は、変速機の取り付け位置がズレている場合や、ワイヤーのテンションに問題がある場合があます。

まずは基本に忠実に調整

6段変速の調整はまずはアジャストボルトを使うことが基本です。

アジャストボルトは変速機のワイヤー取り付け部分にあります。

6段変速の場合、アジャストボルトを時計回りに回すとワイヤーが緩み、反時計回りだとワイヤーが張ります。

まずは、変速レバーを動かして、ギアを外側から2番めの位置にセットします。

次に変速レバーを「遊び」の部分まで動かしたまま、アジャストボルトを動かし、3段目のギアにチェーンが動くギリギリまでワイヤーを張っていきます。

そこからアジャストボルトを半回転戻した位置が適正です。

変速レバーを遊びまで動かすとは、変速レバーに力を入れたときに、変速が完了しないギリギリの力を加えた状態です。

不調が続く場合は変速機やワイヤーをチェック

この、基本的な変速調整方法を実行しても変速不調が解決しない場合は、変速機の取り付け位置を疑います。

変速機がホイールと並行になっているか、一番内側、外側のギアに変速したとき、変速機がちゃんとギアの真下に移動しているかを確認します。

変速機がホイールと並行になっていない場合はパーツ交換が必要となるので自転車ショップなどに修理を依頼する必要があります。

変速機がギアの真下に来ていない場合は、変速機のトップ、ロー側調整ネジを使って調整する必要があります。

変速機の不調はワイヤーに原因がある場合もあるので、ワイヤーも合わせてチェックしてみましょう。

6段変速の調整のコツをまとめ

6段変速の調整のコツは、まずはチェーン周りをきれいにしたあと、基本に忠実にワイヤーの張りを調整することです。

それでもうまく調整できない場合は変速機の故障を疑ってみましょう。

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