ロードバイクでトレーニングを行うときは食事が重要になります。
ロードバイクはハイカロリーを消費する運動なので、食事も工夫しないと、栄養不足になって充分なトレーニング効果が得られないことがあります。
ロードバイクでトレーニング効果をアップさせる食事とはどのようなものなのでしょう。
ロードバイク乗りの肉体
ロードバイク乗りに求められる肉体は、無駄を削ぎ落とした体です。
ロードバイクに数万円かけて100g単位で軽量化するわけですから、肉体からもトレーニングで余分な脂肪は削ぎ落とさなければなりません。
ただ、トレーニングで余分な脂肪を削ぎ落とした体は、ロードバイクに乗っている間にエネルギー切れを起こしやすい体となっています。
そのため、トレーニング前後など時間にあった食事を行わないと、栄養不足になってしまい、トレーニングを行っても効率よく体を作ることはできません。
トレーニング前には充分な糖分と炭水化物を
ロードバイクのトレーニングを行う前には、糖分や炭水化物をしっかりと食べてトレーニング中にハンガーノックを起こさないようにします。
ハンガーノックとは、運動中に体がエネルギー切れを起こして動けなくなってしまうことです。
ロードバイクは1時間で500kcal前後のカロリーを消費します。
お弁当1個分のカロリーですね。
ダイエット目的でロードバイクのトレーニングを行っているとしても、2時間乗るならば少なくとも500kcal以上は事前に食事でエネルギーを摂取しとかなければなりません。
3時間、4時間とロードバイクに乗るならば、より多くのカロリーを事前の食事で摂取して、さらにロードバイク上でも栄養補給をして、エネルギー切れを起こさないようにする必要があります。
ロードバイクのトレーニングでは、その日に必要なカロリーをその日の食事で摂取しておくということが大切です。
トレーニング後にはとにかくタンパク質
ロードバイクのトレーニング後の食事はトレーニングの効果を最大限に発揮するためにはとても大切です。
ロードバイクに限らず、トレーニング後の30分はゴールデンタイムと呼ばれます。
このゴールデンタイムにタンパク質を摂取すると、効率的に筋肉の修復に使われます。
そのため、トレーニング後にはなるべく速いタイミングでタンパク質を摂取することが大切です。
また、トレーニング後に炭水化物を多く摂ってしまうと、体はエネルギーを蓄えようとしてしまうので、炭水化物は少なめにとるようにしましょう。
ただし、ゴールデンタイムは適度な炭水化物がタンパク質の吸収を助けるので一緒に摂取することが推奨されています。
トレーニング後の食事は炭水化物の量を調整することがポイントです。
ビタミンも欠かせない栄養素
ここまで、炭水化物とタンパク質だけに言及しましたが、ビタミン類の摂取も大切です。
ビタミンは体の各所にエネルギーや栄養を運ぶために必要になります。
ロードバイクのトレーニンのためにする食事では、炭水化物とタンパク質をタイミングよく摂取することと、ビタミン類もあわせて摂取することが大切です。