売られている自転車が頑丈かどうかを見分けるコツ

せっかく自転車を買うならば、壊れない、頑丈な自転車を買いたいですね。

ただ、素人目にはどの自転車も同じように見えてしまうものです。

今回は頑丈な自転車をみわけるコツを紹介します。

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頑丈なシティサイクルとは

頑丈なシティサイクルとは、ずばり「日本製」です。

シティサイクルの分野では日本は先進国と言えます。

信頼できる頑丈なシティサイクルを選ぶなら日本製がよいのです。

しかし、最近では日本のメーカーでも台湾や中国の海外メーカーのOEMを使っている場合もあります。

日本のメーカーでありながら日本製ではない自転車は結構あるのです。

そういったときに頑丈な自転車を選ぶポイントとなるのが「安全マーク」です。

日本には4つの団体が市販の自転車を評価していて、評価基準をクリアしたものには「BAAマーク」「SBAAマーク」「SGマーク」「JISマーク」「TSマーク」が交付されています。

特にBAAマークは自転車協会が評価しているもので、交付数も多く、BAAマークが自転車にあるかどうかは、頑丈な自転車を選ぶときの1つの基準にしてよいでしょう。

マウンテンバイクが頑丈とは限らない

マウンテンバイクは山道を走破する頑丈さと、サスペンションを装備していることから快適性も兼ね備えているので、歩道や側溝、踏切などの段差がある街中でも何かと重宝します。

しかし、量販店などで売られている3~5万円程度のマウンテンバイクは、実はマウンテンバイクではないことがあります。

こういう注意書きを見たことはありませんか?

「競技用ではありません」

マウンテンバイクは本来、山道や道なき道を走破する競技のために作られた自転車ですが、比較的安価で量販店でも売られているようなものは街中で乗ることを想定して作られています。

こういった自転車は「マウンテンバイクの様な」という意味で「ルック車」とも呼ばれます。

ルック車は街中で乗る分にはほとんど問題ありませんが、高い段差を乗り越えたり、階段を駆け下りたりなどのハードな使い方をするとフレームが折れたりしてしまいます。

本当に頑丈なマウンテンバイクに乗りたい場合は競技も想定した自転車を選ぶようにしましょう。

頑丈なロードバイクとは

ロードバイクは頑丈ではありません。

軽量化の為に限界ギリギリで設計されていたりするからです。

極端なものだと、「体重制限100kg以下」なんて注意書きがあるロードバイクもあります。

また、ロードバイクはタイヤが細いので、段差を乗り越えたり、未舗装路を走るとすぐにパンクしてしまいます。

ロードバイクは乗り手が丁寧に扱って挙げなければならない自転車で、頑丈であるかということはそこまで重要ではないのです。

もちろん、ラフな使い方さえしなければ、ロードバイクと言えどもそこまで壊れるものではありません。

頑丈な自転車の選び方のまとめ

頑丈な自転車を選ぶにはBAAマークなどの安全基準を満たした自転車かどうかがポイントです。

量販店などでマウンテンバイクを購入する場合はルック車に注意しましょう。

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