ヨーロッパならともかく、日本人がロードバイクを選ぶなら忘れてはならないブランドがアンカーです。
アンカーのロードバイクの特徴や選び方のポイントについて見ていきましょう。
アンカーの特徴
現在、国産ロードバイクメーカーはいくつかありますが、最も歴史があり、継続的にロードバイク生産を続けているのがアンカーです。
アンカーを生み出しているのはタイヤメーカーとして有名なブリジストンの自転車部門であるブリジストンサイクルです。
ブリジストンサイクルは1964年から自転車競技部を持ち、現在ではプロチームとなっています。
そのプロチームで培われた自転車技術を駆使して生み出されているのがアンカーのロードバイクなのです。
日本人の体格にあったロードバイク
ロードバイクの選び方で最も重要なポイントがサイズです。
デザインや、モデル、その他いろいろな選び方のポイントが正しかったとしても、サイズの選び方を間違えると自分にあったロードバイクではないので、その能力を十分に発揮することはできません。
ロードバイクは長時間乗るので、少しでもサイズが合っていないと時間が経つにつれて痛みとしてサイズのズレが現れてしまいます。
多くのロードバイクメーカーは欧米に本社があるので、基本的には欧米人の体格を考慮してデザインしています。
日本人と比較して手足が長い欧米人の体格を想定してデザインされたロードバイクは、日本人が乗ってみると、フィットしないということが多々あります。
アンカーは国内メーカーなので、日本人のサイズをターゲットにしてデザインされています。
欧米メーカーの場合、身長に合わせたサイズの選び方をすると、日本人の場合はサドルをかなり下げなくてはいけなかったり、ハンドルを近づけるためにステムを交換する必要がある場合もあります。
アンカーのロードバイクならば、日本人の体格を元にしてあるのでフィットしやすいデザインとなっているのです。
フルオーダーで自分好みの一台を
アンカーのロードバイクの選び方で面白いのがフルオーダーできるということです。
ロードバイクは通常、サイズを選ぶとそのサイズに設定されたハンドルやホイールなどがセットになった完成車を購入することになります。
しかし、アンカーの場合は、体格や好みにあわせてハンドルの幅や距離などを自由に変えられパーツをチョイスするという選び方が可能になっています。
さらにアンカーではロードバイクのカラーを自分で決めるという選び方もできます。
もちろんカラーリングにはパターンがありますが、シンプルに1色にしたり、2色パターンや3色パターンなどで自分好みのカラーリングにすることができます。