自転車のヘルメットは法律では努力義務となっていますが、条例では義務化の流れもあります。
何よりヘルメットは転倒時に頭部を保護してくれる大切で必要な装備です。
今回は自転車のヘルメット選びのポイントをみていきます。
安全性
何はともあれヘルメット選びの第一のポイントは安全性ですよね。
肝心なときに頭を守ってくれないヘルメットに用はありません。
ヘルメットの安全規格としてはSG規格やJIS規格があります。
また、ロードバイクなどの競技用のヘルメットについてはJCF公認という規格もあります。
自転車競技に参加する場合はヘルメットにJCF公認マークが必要です。
JCF公認ヘルメットでないと参加することができません。
ヘルメットの安全性は見た目ではなかなかわからないですよね。
こういった安全マークを参考にすると安全性の高いヘルメット選びができます。
重量
ヘルメットの重量は自転車のヘルメット選びのときに考慮する必要があるポイントです。
自転車に乗るときは、ロードバイクは特にそうですが、その他の自転車でもある程度の前傾姿勢となります。
頭部の重さを首で支えなければいけません。
それに加えてヘルメットの重さもプラスされます。
ヘルメットはなるべく軽量なものにした方が首への負担が少なくなります。
ロードバイクの超軽量ヘルメットは200gを切ってきます。
200~300g前後のヘルメットを選べば軽量な部類のヘルメットといえます。
通気性
重量と同時に通気性も自転車のヘルメットには必要とされます。
通学用でしていされているヘルメットは通気性に考慮されていないものも多くみられますが、自転車のヘルメットは運動するときに頭に被るものです。
頭部の温度が高くなりすぎると熱中症の危険もあります。
息切れしないようなスピードで短時間乗る程度なら問題ありませんが、長時間乗るなら通気性を考慮されたヘルメットを選ぶべきです。
ロードバイクに乗るなら、必ず通気性のよいヘルメットが必要です。
装着感
装着感というのは実は安全性にも影響します。
かぶった時に隙間がたくさんできてしまうヘルメットは事故のときにその保護能力を充分に発揮できません。
頭部の形は個人差があるので、なるべくフィットしたものを選ぶようにしましょう。
特に海外製のヘルメットは外国人の頭の形にあうようにデザインされているので、日本人の頭の形には合わないことがあります。
何より見た目
安全性や快適性を考慮したヘルメット選びが出来たら、最後は見た目です。
自転車のヘルメットは毎日被るものです。
見た目が趣味ではないヘルメットを毎日被るのは苦痛です。
最近では競技用のいかついデザインのものから、普段使い用のカジュアルなデザインのものまで、様々なデザインのヘルメットがあります。
自分好みのヘルメットを選びましょう。