ロードバイクでトレーニングに出かけようと思ったら、雨、風、雷。
もちろん、雨の中出かけてもよいのですが、愛車が濡れることを考えるとちょっと気が引けますよね。
今回は家の中でも行えるトレーニングをみていきましょう。
定番はローラー台
ロードバイクの家でのトレーニングの定番といえばローラー台です。
固定ローラー台はロードバイクの後輪を固定して、ローラーで負荷をかけて行うトレーニング道具です。
プロの選手でもレース前のウォームアップやホテルでのトレーニングなどに使用しています。
価格は1万円くらいからあります。
最新のものではアプリと連動して負荷を変えられるものもあります。
坂も再現できるので、家の中でもリアルなトレーニングが可能です。
デメリットとしては、風がないことと騒音です。
ローラー台はリアルなトレーニングができますが、リアルに風は吹いてきません。
その為、猛烈に汗をかきます。
気をつけないと、ロードバイクに汗が落ちてサビの原因になります。
もう一つのデメリットとしては騒音です。
負荷をかける過程でどうしてもローラー台は音がします。
静音ローラーもありますが、マンションなどではお隣に配慮する必要があります。
上級者は3本ローラー
3本ローラーは固定ローラーの様にロードバイクを固定しないので、よりリアルに近い状態で家の中でトレーニングができます。
ただし、ロードバイクは固定されていないので、練習をしないと転倒してしまいます。
バランス感覚も鍛えられますが、固定ローラーと比較すると、場所もとります。
固定ローラーと比較した場合のメリットとしては、ペダリングの練習になるということです。
3本ローラーは無駄な力が入るとすぐに転倒してしまいます。
3本ローラーはペダリングの無駄を削ぎ落としたい上級者にオススメの室内トレーニングといえます。
自転車を使わないなら体幹トレーニングがオススメ
ロードバイクのトレーニングを家の中で行う場合は、自転車を使わないのなら体幹トレーニングがオススメです。
一方でウエイトトレーニングはあまりオススメしません。
ロードバイクは前傾姿勢を保ってペダリングするので体幹を使います。
自転車を使わなくても、体幹トレーニングをすることでペダリングが安定するようになります。
逆にウエイトトレーニングをすると、ペダリングするときに使わない筋肉をつけることになってしまいます。
もちろん、健康維持という側面から考えると、全身の筋肉をバランス良く使うウエイトトレーニングは必要なことではあります。
しかし、ロードバイクを速く走らせるということに限定して考えれば、ウエイトトレーニングは邪魔な筋肉を大きくしてしまうのでオススメではありません。