ロードバイクは買ってすぐに乗ることはできません。
各パーツの位置を調整して、ポジション出しをしないと、ハンドルが遠すぎたり、サドルが高すぎたりして乗れません。
初心者がロードバイクを買った直後に簡単にポジションを決められる出し方をみていきましょう。
ベストは買ったショップでフィッティングしてもらうこと
ロードバイク初心者が簡単に出来るポジションの出し方としては、やはりショップでフィッティングしてもらうことです。
最近は多くのショップがフィッティングに力を入れていて、機材を使って体の各部を計測して、正確にフィッティングしてくれるところも多くあります。
経験がなく、加減がわからない初心者はショップでフィッティングしてもらえば間違いはないでしょう。
ショップでのフィッティングはロードバイク購入店でなくとも、有料ですが可能となっているところがほとんどです。
自己流でやっていてポジションがあっているのかわからなくなった場合も利用してみるとよいでしょう。
なるべく計算で算出
そうはいっても、ショップでフィッティングしてもらうには、お金がかかる場合があります。
ただでさえ、ロードバイクにお金を使って、サイコンやライトにヘルメットなどにもお金がかかる中、フィッティングにかかる費用もバカにはなりません。
また、通販などでロードバイクをかった場合も自分でポジションを出さないといけません。
初心者が出来るポジションの出し方としては、なるべく計算を使うことです。
例えばサドルの高さを決めるときに、ペダルが一番下のときに膝が軽く曲がるくらいの高さというような出し方をしてしまうと、足首の角度によっても高さが変わってしまいます。
サドルの高さは、股下×0.88で計算する出し方をした方が正確な基準となります。
ハンドルの高さについては、サドル高×0.097で計算した結果がサドル高との落差です。
計算結果に味付けをする
計算で出されたサドル高やハンドル高は絶対的な値ではありません。
計算で出された結果を微調整することが、正しいポジションの出し方です。
サドル高を計算値のまま採用すると、初心者のうちはちょっと高すぎることがあります。
極端に下げることは厳禁ですが、ミリ単位で少しづつさげて、安定してペダリングできる高さにします。
ハンドル高についても、柔軟性に応じて下げたり上げたりして調整します。
ロードバイクは長時間乗っても違和感のないポジションにするという出し方が重要です。
ただ、初心者のうちは、体がロードバイクに慣れていないということもあるので、計算で出されたポジションを基本として、体に出る違和感に応じて微調整するという方法がよいでしょう。
そして、微調整しすぎて迷宮入りしてしまったら、再び基本に戻るということも大切です。