ロードバイクのホイールって寿命があるのでしょうか?
ホイールの寿命って意外と知らないものですよね。
頻繁に買い換えるパーツでもないので、フレームと一緒に何年も使ったりします。
今回はロードバイクのホイールの寿命についてみていきましょう。
意外と明確な答えがないホイールの寿命
ロードバイクのホイールについて、何万キロで交換とか、何年で交換とか明確に書いてある情報はありません。
2万キロという情報もありますが、10万キロ以上乗っても問題ないという情報もあります。
メーカーの保証は1年のものが多いですが、明確に買い替え期間が提示してあるものはありません。
では、ロードバイクのホイールは壊れるまでが寿命なのでしょうか。
ホイールは突然壊れる
ロードバイクのホイールに限らず、自転車のホイールは突然壊れることがあります。
自転車のホイールはスポークに大きなテンションがかかっているので、壊れるときはいきなりスポークが折れたりします。
突然壊れたりしたら怖いですよね。
ただし、スポークが折れたとしても、スポーク交換することで修理もできるので完全な寿命とはなりません。
明確な寿命はリムの消耗
ロードバイクのホイールで唯一明確な理由となるものが、リムの消耗です。
ロードバイクはリムブレーキのものが多いので、ブレーキによって常に摩耗されています。
ホイールのリムのブレーキが当たる部分が摩耗でツルツルになっていたら、それは寿命です。
リムが摩耗してしまったら、ブレーキの効きにも影響しますし、場合によっては突然リムが割れてしまうこともあります。
リムが消耗しているホイールは早めに交換しましょう。
結局のところは経験則
ホイールは高価なパーツです。
メーカー保証が切れたからといって、1年で買い換えるにはコスパが悪すぎます。
だからといって何年も同じホイールを使って、ロングライド中にいきなり壊れても困りますし危ないですよね。
結局のところ、ホイールの寿命は経験則で確かめるしかありません。
メンテナンスでホイールをチェックして、異常がないか確かめます。
チェックするところとしては、表面上の傷の他に、スポークのテンションやリムの振れなどです。
毎回、メンテナンスの時に、傷やスポークの状態をチェックして、異変があればホイールの寿命が近いと感じることができます。
ホイールの寿命をまとめ
ホイールの寿命は説明書などには明確には書かれていません。
ホイールの寿命を知るには毎回のメンテナンスで異常を事前に察知することが大切です。
リムの摩耗、振れ、スポークのテンションなどはこまめにチェックするようにしましょう。