速く走るために無駄を排除されたロードバイクには様々な消耗品があり、定期的なメンテナンスが必要となります。
ロードバイクのそれぞれのパーツはどの程度の頻度でメンテナンスをすればよいのか、一つ一つみていきましょう。
目次
一番頻度が高いのはタイヤのメンテナンス
ロードバイクで一番メンテナンス頻度が高いのはタイヤです。
常に路面と接触して、最も酷使されるパーツですから当然ですね。
タイヤの空気圧は走行前に必ずチェックしなければなりません。
また、タイヤに劣化が見つかったらすぐに交換するようにしましょう。
タイヤの空気圧が低いままだったり、劣化したままのタイヤを使っているとパンクの原因になります。
空気圧のチェックは毎回、タイヤ交換は劣化が見つからなくても半年に1回以上の頻度で交換したほうがよいでしょう。
チェーンもメンテナンス頻度が高いパーツ
ロードバイクのチェーンもメンテナンス頻度が高いパーツです。
チェーンは防サビと潤滑のためにオイルが塗布してありますが、しばらく使っていると、オイルに汚れが付着して黒くなります。
オイルが黒くなってきたらメンテナンスが必要なサインです。
乗る頻度にもよりますが、2週に1回の頻度ではメンテナンスで綺麗にしたいですね。
また、チェーンは使っているうちに伸びてきます。
年に1回くらいの頻度でチェーンの伸びをチェックして交換するようにしましょう。
ワイヤー類のメンテナンス
最近は電動変速がかなり普及していますが、まだまだ主流はワイヤーによる変速やブレーキング。
ロードバイクのワイヤーはフレームに内装されるため、ストレスの掛かる取り回しで設置されていたりします。
そのため、ワイヤーが古くなると、引きが重くなったり変速不良を引き起こしたりします。
変速調整やブレーキ調整は不調になったらワイヤーの張りを調整しますが、ワイヤー交換の頻度としてはロードバイクは1年くらいを目安に交換したいですね。
ブレーキのメンテナンス
ブレーキは清掃とワイヤーの張りやシューの位置をチェックしておけば、あまり手間のかからないパーツといえます。
ただし、ブレーキシューの減りだけはこまめに見ておく必要があります。
ブレーキシューには交換目安となる溝が掘ってあります。
年に1回などという頻度ではなく、ブレーキシューの減り具合や、異常摩耗にあわせてシューの交換をするようにしましょう。
BBの交換目安
ロードバイクに限らず、自転車のBBはかなりストレスの掛かるパーツですが、寿命はかなり長く、2~3年くらい無交換でも大丈夫なパーツです。
ただ、BBはロードバイクのパーツとしては比較的安いパーツです。
交換には少々手間がかかりますが、年に1回くらいの頻度で交換してもよいでしょう。
BB周りは掃除がしにくく、汚れが溜まりやすい部分でもあるので、大掃除も兼ねて寿命前でもBB交換をするとスッキリします。