ロードバイクの自宅でのトレーニングを可能にするツールがローラー台です。
今回はローラー台を使ったトレーニングを中心に、自宅でのトレーニング方法についてみていきましょう。
ローラー台のメリット
ロードバイクの自宅トレーニングの定番といえば、ローラー台ですよね。
ローラー台を使った自宅トレーニングは多くのメリットがあります。
まずは安全にトレーニングできるということです。
ローラー台を使ったトレーニングでは当然ですが周囲の交通状況を気にする必要がありません。
トレーニングのみに集中可能です。
さらに、信号で停まる必要がないということもメリットでしょう。
公道でトレーニングを行う場合は交通事情によって、スピードを落としたり、停車する必要があります。
ローラー台は自分のペースでペダリングできるので公道では試せないこともトライできます。
自宅でトレーニングする場合は、このローラー台のメリットを最大限に活かしたトレーニングをしましょう。
ペダリング効率を意識したトレーニング
自宅でローラー台を使ったトレーニングをするときに意識したいのがペダリング効率です。
ロードバイクでロングライドをするときはペダリング効率が疲労を軽減するポイントになります。
ストップ・アンド・ゴーをして、ペースも一定ではない公道ではなかなか意識することは難しいですが、自宅のローラー台ならばペダリングだけに注意して練習できます。
ローラー台を使うときは漫然とペダルを回すのではなく、ペダルに効率よく力を入れられるように意識して回しましょう。
限界まで追い込んだトレーニング
自宅でトレーニングを行うということは、力尽きても大丈夫ということです。
外でロードバイクに乗っているときは、帰宅するための体力を残しておく必要があります。
自宅に帰らなければなりませんし、フラフラになってロードバイクに乗っては他車や歩行者に迷惑をかけてしまいます。
一方で、自宅のローラー台に乗っているときは誰にも迷惑をかけることはありません。
せっかくですから、自分の限界に挑戦してみるとよいでしょう。
ただし、3本ローラーは落車してしまうので、固定ローラーの方がよいでしょう。
たまにはロードバイクを離れてみる
自宅でロードバイクのトレーニングをするときは、ローラー台もよいですが、自転車を離れてトレーニングしてもよいでしょう。
プロのロードレーサーは歩いたり、走ったりすることが苦手です。
自転車に乗ることに特化した体になってしまっているので、走るとすぐに息切れしたり、筋肉が痙攣したりしてしまうのです。
一般人がこんな体になってもどうかなって感じがしますよね。
そこで、自宅でトレーニングをするときは普段使っていない筋肉を鍛える時間にしてもよいでしょう。