自転車は性能や機能を優先して選ぶと、自分好みの色がない場合があります。
また、長く乗っていると塗装がハゲてくることもあります。
そんなときは自転車を塗り替えてみましょう。
案外DIYでも綺麗に仕上がるものです。
なるべく分解して丁寧にマスキング
自転車の塗り替えをDIYで綺麗に仕上げるには、出来る限り分解してマスキングすることが重要です。
ホイールやチェーンはもちろんですが、クランクやフロントフォークも外してフレームだけにできればベストです。
最低でもホイールとチェーンとクランクは外すようにしましょう。
分解できない場所には丁寧にマスキングしてペンキを塗る部分と塗らない部分を分けます。
塗装用のマスキングテープは100均でも様々な種類が売られているので、手に入りやすくなっています。
細部まで丁寧にマスキングしましょう。
塗装は下地が大切
塗装のDIYをする時に、意外と手を抜くことが多いのが下地作りです。
何もせずにペンキを塗ると、ペンキがうまくのらずにすぐに剥がれてきたり、塗装面が凸凹になったりします。
下地作りとは塗装面を紙やすりなどで綺麗に磨くことです。
塗装面を滑らかにして、やすりの適度な凸凹を作ることで仕上がりが格段に綺麗になります。
マスキングと下地作りで塗装の仕上がりが大きく変わるので、この作業にはなるべく多くの時間をかけるようにします。
数回に分けて重ね塗り
マスキングと下地ができたらあとは塗るだけです。
スプレーを使うとムラやハケの後が残らないので綺麗に仕上がります。
2~3回重ね塗りすることでより綺麗な塗装面が出来上がります。
最後にクリアペンキを塗ることで光沢のある仕上がりになります。
はがせるペンキを使う
自転車や自動車などをDIYで塗り替えをする人の間で最近うわさになっている塗料があります。
塗るときは普通のペンキのように使えるのですが、乾燥するとゴムのようになって綺麗に剥がせるラバーペイントと呼ばれるものです。
ラバーペイントは乾燥すると剥がせるので、塗ってみて気に入らなかった場合は綺麗に剥ぐことができます。
従来のペンキのように一度塗ったら元に戻せないということはなく、簡単に原状復帰出来る塗料として注目されています。
また、綺麗に剥がせるのでマスキングが適当でも塗装がはみ出た部分は後からカッターで切って剥ぐことも可能です。
ラバーペイントなら自転車の塗り替えのDIYはぐっと手軽なものになります。
自転車の塗り替えDIYのまとめ
塗り替えDIYで綺麗に仕上げるにはマスキングと下地を丁寧に行うことが大切です。
自転車はなるべく分解して塗装することで綺麗に仕上がります。
手軽にDIYしたい場合はラバーペイントを使うと便利です。
ラバーペイントは塗ったあとでも剥がせるのでやり直すことができます。