ロードバイクを購入して、はじめのうちはとにかく乗っていれば楽しかったことでしょう。
しかし、乗り慣れてくると、だんだんと速く走ることへの欲求も増えます。
やはり速く走るにはトレーニングが必要です。
ロードバイクではどのようなトレーニングが必要なのでしょう。
今回は1週間のメニューについて考えていきましょう。
ロードバイクのトレーニングはどんな内容
ロードバイクのトレーニングといってもどのようなことをすればよいのでしょう。
ロードバイクのトレーニングはとにかく自転車に乗ることです。
プロのロードレーサーは自転車に乗らずにウエイトトレーニングを行うということは殆どありません。
自転車を降りて行うのは体幹トレーニングくらいです。
自転車に乗るための筋肉は自転車に乗ることで鍛えていくのです。
しかし、雨の日などは自転車に乗れないこともあります。
そういうときはローラーなどを活用して、室内でも自転車に乗るとよいでしょう。
ロードバイクのトレーニングは1週間で何日行うことが最適か
さて、では1週間でどのくらい自転車に乗ればよいのでしょう。
ロードバイクで1週間に行うトレーニングの日数としては4~5日が最適とされています。
ロードバイクのような有酸素運動のトレーニングは1週間に1、2度ではあまり効果的なトレーニングとはならないということが研究で明らかになっています。
有酸素運動のトレーニングは1週間で3日以上行うことで効果が現れやすくなります。
1週間に1、2度行うトレーニングに比較すると、3、4度行うトレーニングは飛躍的に効果があがります。
また、5回以上行うトレーニングは週3回を4回に増やした程の飛躍的なアップはありません。
つまり、1週間に4日トレーニングを行うことが最も効率が高くなります。
もちろん、アップ率は下がりますが、週4行うよりも週5行う方が効果が高くなります。
ただ、トレーニングには回復期を設けることが大切です。
筋肉の回復に当てる休息日のことを考えると、毎日よりも週4~5日行うことが理想とされます。
トレーニングの休息日はどう過ごす
さて、1週間に4~5日トレーニングを行うとして、2~3日は休息日ということになります。
休息日はどのように過ごせばよいのでしょう。
休息日の過ごし方としては積極的休養と完全安息という考え方があります。
積極的休養とは、強度の低い運動を行うことで、筋肉の回復を計ることです。
完全休息とは文字通り筋肉を完全に休めて休息をとる方法です。
ロードバイクのトレーニングを1週間に5日行うと、2日休息日があるので、1日を積極的休養にして、1日は完全休息日にするとトレーニングの効果はかなりよくなります。